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◆土地の探し方◆|2024年7月1日

住宅ローンアドバイザーの石塚です。

新築住宅を検討する際、既に建築候補地を「所有」している場合を除けば、

大半は土地探しからになるはずです。

売地といってもその売買条件はとっても多い!!

①新規分譲地(完成済)

②新規分譲地(予定・造成中)

③分譲地(完成から1年以上)

④昔の分譲地(住宅等を解体した空き地状態)

⑤古家付(建物が現存する状態)

⑥農地(畑・田)

⑦資材置き場・駐車場

 

さらにそこから「売主が個人」の場合、「売主が業者」の場合等で取引条件や仲介手数料の有無が変わってきます。

土地そのもの大きさや形状はもちろん、エリア・道路状況・近隣環境で価格は大きく異なります。

多くの場合アットホームやスーモといったポータルサイトで物件探しをする事になりますが、

エリア相場より明らかに安い土地というのは「相場並みの価格では売れない」という事です。

値段が大幅に安いのにモノは凄く良い・・・という事は経済の原則からあり得ず、安い理由が必ずあります。

 

エリア自体が不便、土地が狭い、形状が悪い、段差や傾斜がある、インフラ整備がない、法令制限上再建築が出来ない、

事故物件である、道路が狭い、陽当たりが悪い、周辺に精神衛生上おすすめ出来ない何かがある・・・等々です。

 

不動産探しは車探しと近いものがあり、新車の人気車は当然高額だし、

中古でも希少価値があったり人気の色やグレード、低走行車はやはり高額です。

高グレードな人気車で低走行、事故歴もなく好きな色・・・なのに相場より安い!という事はないはずです。

 

僕も先日車を買い換えたのでしばらく中古車情報を毎日チェックしていましたが、低走行で年式も新しいのに安いなぁ・・・

と思ったらオートマ車だった(@_@) とかでしたね。

(僕が探していたのはマツダ ロードスターなのでマニュアル車の方が圧倒的に人気があり、同条件ならMTとATでは価格に倍近い差が出ます)

動産・不動産に限らず商品には「その値段にしている理由」が必ずあるものです。

 

土地探しの際はまずエリアの相場を知ることが1番です。

一般的には甲府市や甲斐市の人口密集地であれば坪単価で15~18万前後です。 60坪なら1,000万あたりが目安ですね。

南アルプス市なら少し下がって10~13万程度でしょうか。 70坪で700~800万ぐらいが多いと感じます。

このように、ある程度相場がわかっていると「高い」「安い」の区別がしやすくなります。

 

次に価格、広さや陽当たり、職場や学校までの距離といった条件を書き出し、

さらにその各項目に優先順位をつけて「削れるもの」「削れないもの」を家族内で明確にしておくと良いでしょう。

 

例えば甲府市内の人気エリアで60坪700万円・・・というとちょっと安いので、こういうのは何かワケがあります。

よーく見ると形状が三角形で大きな家が建てられない、とか道が凄く狭くて2台すれ違えない・・・みたいな事です。

しかし、形状は建物のサイズやプラン次第でクリア出来るし、クルマはお互いが譲り合えば良い!と考えればその方にとってはお買い得な、なかなか良い土地となる訳です。

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